事業について

主な目的 3つの柱
1. オーガニックな生産物。
オーガニックの目的は、化学的に合成された肥料および農薬、さらには環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を使うことなく、自然のあるがままの食物連鎖を目指すことです。
オーガニックの原則として「健康の原理」「生態的原理」「公正の原理」「配慮の原理」があります。
健康の原理: 健康な土壌から健康な作物がつくられ、それらによって動物や人が健康になる。このようにすべての生態系がつながっているため、健康を害する恐れのある肥料や農薬、動物用薬品、食品添加物は使用されるべきではないと考えています。
生態的原理: 農業は、生き物の生態系のなかに成り立つものです。自然の循環と生態系のバランスに沿ったものであることが重要です。
公正の原理: 公正とは、農業者、労働者、加工業者、流通業者、販売者、消費者など、農業に関わるすべての人が公正であることを意味します。
配慮の原理: 今の世代だけでなく、次の世代の健康、幸福、環境にも配慮します。
2. 共生社会の確立。
共生社会という言葉が叫ばれだして久しいですが、当法人は自然環境と健康を重視した農業全般に関する事業を行い、障がい者が自立をするための就労機会の創出と高齢者の生きがい支援、および子どもたちの健全育成を図る活動を通して、共生社会の確立と地域福祉に寄与することを目指しています。
3. サーキュラーエコノミーへの取り組み。
サーキュラーエコノミーとは、循環型経済のことです。
人類は生活の質を高めるために新しいもの、より便利なものを求めて生活して来ました。しかし役割が終わると廃棄され放置されます。そこにはサスティナブルつまり持続可能なという概念はなく、ゴミの山を作ることだけでした。
サーキュラーエコノミーでは、「廃棄物や汚染など負の外部性が発生しない製品・サービスの設計を行い、会社の運営上購入した原材料や製品はその価値をできる限り高く保ったまま循環させ続けることで自然に負荷をかけず、環境を改善させること」に貢献します。
事業内容
・果物の栽培>葡萄・イチゴ・いちじく・ブルーベリー・ジュンベリー・ブラックベリーの栽培
・ハーブの栽培>ハーブ苗の販売・ハーブガーデンの運営
・果物や野菜の栽培>CSA販売。
・貸農園・シェフ農園の運営
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CSA販売とは、農業生産者と消費者が直接契約を行い、年間を通じて農作物を提供する仕組みのことです。生産者と消費者との信頼関係の上に成り立つ取り組みで、原則として年間の消費量に見合った金額を前払いします。一つのコミュニティとして会員間で情報交換を行ったり、マルシェなどを行い、顔の見える関係を大切にします。アメリカでは一般的になっています。
貸農園・シェフ農園とは・・
*貸農園 都市にお住まいの方が地方の農地を借り定期的に農作物を育てるための農園区画栽培のことです。休日に田舎の自然な環境でお一人で、また家族で楽しみながら野菜を育てる。オーガニック農業のプロが作物の栽培のアドバイスを行います。農場スタッフが水やりや害虫や病気の管理も行うので安心です。自然栽培あるいは有機栽培ですので農薬や化学肥料は使わないのでリスクはありますが、それだけに収穫の時は心躍る喜びに包まれます。
*シェフ農園 飲食店を運営している店主自ら、自分のこだわりの野菜を育てる。そんな農園があったら良いな〜。その夢が実現します。オーガニック野菜は飲食店にとっては大切なテーマです。でも畑を管理する時間がなかなか取れないのも現実ですね。農場スタッフがサポートしますので安心してください。






